僕の興味をそそった「一言」

僕の興味をそそった「一言」

僕の興味をそそった「一言」

僕は、個人相談、または個人面談、一種のコンサルタントのような仕事を日常やっておりますが、最近、次のようなタイプの女性が見えました。その面談に来られた人のプライバシーを守るために、その人の個人的な内容に触れた話は、通常、僕はいっさい致しませんけれども、この女性のこの話は、別にプライバシーに触れる点はないし、しかも非常に一つの教訓がありましたので、ここで、皆さんにお話ししたいと思います。

この女性は、最初見えられたときから、こう、非常に何か落ち着きがない。キョトキョトしていたんですが、それまでに、最近の自己啓発書というものを、ほとんど読みあさっている人なんです。しかも、いわゆる心の訓練と称される、これはもう、いろいろな機関があるんですけれども、そういうところへも行って、いろいろな教育を受けている。すなわち、自分のマインドコントロールのために、それまでに、相当のお金と時間を使っている女性なんです。三十五、六の美しい人でした。

ところが、この女性は、ジョセフ・マーフィーという(最近本屋へ行くと沢山その人の本が出ていますが)、こういう本は全部読んでいる。しかも、TM−トランセンデンタル・メディテーション(最近アメリカから来て有名になり、テレビでも紹介されましたが)、それも受けていたんですが、交通事故に二度あって、しかも腰の痛みはまだなおらない。いろいろな仕事に失敗するし、結婚も二度失敗している。これはどういうわけか、というような相談なんですね。

そのときに、彼女は非常に興味のある言葉(僕にとって興味のあることなんですが)をいった。それは、「あ、先生、そのような言葉をおっしゃらないで下さい。(どのようなことを僕がいったか、そのことはあまり必要でないからいいませんが)。なぜならば、そのような否定的な言葉が、私の潜在意識の中に入ってしまったらどうなさるんですか」とこうおっしゃった。

まあ、ここへ来られた皆さんのほとんどの方は、潜在意識のカについて興味または理解があり、人間の潜在意識の中に、あるものをインプットすれば、それが未来において実現してきて、それを体験するという一つのルール、法則というようなものはすでにご存じの方、あるいは、少なくともそういう話を聞いたことのある方が多いと思うのです。

この女性は当然そのメカニックについては知っている。ところが、僕の強い興味をひいたこの言葉、すなわち、他人が何かいった言葉でそれが否定的な言葉であったらば、その否定的な言葉が自分の潜在意識にモロに飛び込んでしまって、自分の悪しき未来、不運なる未来をつくる元となるということを、この女性はいったんですけれど、これがなぜ僕の興味をひいたかというと、このとき、改めて僕は、いままでの自己啓発書(僕もこのことに関しては四冊の本を書いて、それらは出版されておりますが)について、これらの本は、主としてどういうことを説いているのだろうか、ということをもう一度反省させられた。もう一度そういうものを見直してみたんですね。

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